ユルユルでいいよ

 いつも行くリハスタでスタジオと関係のあるメーカーの商品だと思われるドラムのパーツが置いてありました。その場で販売もしているということなのでしょう、見本として展示してありました。

 スネアドラムに使うテンションボルトなのですが緩まないというのが売りです。ドラムを演奏する時に特にスネアドラムはオープンリムショットという叩き方をする事があります。名前の通りドラムの打面のプラスティックヘッドだけでなくリム、部品としてはフープとも言う、を同時に叩きます。その際近くのテンションボルトは振動で緩みます。

 緩むと当然チューニングが変わってしまいます。なのでその商品は叩いてもボルトが緩まないのでチューニングが変わりませんよ、ということのようです。何か特別な構造や加工がされているのかと思いきや仕組みはいたって簡単で単にナットが付いていてボルトをフープに固定するだけです。

 当たり前ですが簡単に緩まないということは簡単に締めることも出来ません。チューニングを変えるには従来のようチューニングキー以外に工具がもう一つ必要です。めんどくさいですし、見た目もまあまあカッコ悪いです。

 そもそも緩んではいけないという考えはどうなんでしょう?べつに緩んでもいいんじゃないんでしょうか?もっとも緩むのは強く叩かれることによるのでそんなに強く叩かなくてもいいんじゃないんでしょうか?楽器を鳴らすエネルギー以上がスティックを通してスネアドラムに加えられているからボルトは緩むのです。つまり力を入れすぎなのでもうすこし優しく叩けばいいと思います。とにかくいつも思うんだけど楽器の演奏はスポーツではないので身体的な頑張りはあんまし意味ないです。

   楽器は丁寧に扱いましょう


 7月19日(金) 自由が丘マルディグラ
“Soul Salvasion Extra Edition “
浅見出 斎藤健 鈴木健市 大山紀子 須田義和

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