口ばっかり
楽器の演奏を聞いたり、楽器を演奏したり歌を歌ったりするのは楽しいものです。気持ちの良い演奏を聞くことが出来たり演奏することができればなお良いです。もちろんうまくいかなくても結構楽しいです。とりわけドラムなどの演奏を聞いていい感じの時に「この演奏にはグルーブがある」とか「このドラムはいいグルーブだ」とか、「グルーブに入った」「ポケットに入った」などと言います。意味としては聞いてて気持ちが良いということです。語源はアナログレコードの溝です。
たまにグルーブとはなんぞやと語る人物を見かけます。ほぼその類の話を公でする人はまず何にもわかってないと思った方がいいです。まっとうな人は戯言に惑わされない様にしましょう。グルーブとは単なる状態を指す言葉です。実体のある何かではありません。
ではどっからそのグルーブとやらはやってくるのかといえば人間が楽器を演奏して生み出すのですが、厄介なのは気持ちの良い演奏、要はグルーブとやらが目に見える何かだと思っているような人が多いのです。早い話が楽器の演奏がうまくいっている、ただそれだけです。
兎にも角にも面倒なのはその類の話をする人自体が自分が話しているグルーブとやらにたいして知識がない事です。その人達がどう思おうと楽器をいい感じに聞いて気持ちが良い演奏を行うのに必要なのは訓練です。持って生まれたものとは関係ありません。学習や練習を繰り返して何度も演奏を経験するしかいいグルーブは得られません。勝手にグルーブしないし、ちゃんとやったらグルーブに入れます。
練習しましょう、やったら出来ます
7月19日(金) 自由が丘マルディグラ
“Soul Salvasion Extra Edition “
浅見出 斎藤健 鈴木健市 大山紀子 須田義和
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