勘違いする
何かを習得せんと取り組んでいる時にホイホイと上手くいくときもあるしそうでない時もあります。当たり前ですが練習しないことにはどんなことでも出来るようにはならないのですが、かと言って努力をしているから頑張っているから上手くいくというわけでもないです。
楽器を上手く演奏したいとかスポーツで上達したいとか、色々ありますが最近思うのは「頑張っているから上手くいくわけじゃない」という事です。正しくは必要なトレーニングを必要な分だけ出来る事が大事だという事です。すごい頑張っているので身体のどこそこが痛い、とか、わざわざ人に言ってまわる人は多分本気でマスターする気がないんでしょう。どっちかというとやりたい事があるなら腕がもげようが脚が折れようがやり通す意志が必要だし、そもそも身体が痛むのはやり方が間違っているからです。
映画や音楽も根性ややる気だけでは良いものはほとんど出来ません。そういう風に思っている人が多いのは本当にびっくりしますが、作曲にしてもいいメロディーが思いついてもそれを書き取れなければ人に伝えられないですし、そこに発生している和声に対する理解がないと曲として成立しません。
クソみたいな映画の紹介をテレビ見ていると必ずというほど役者がその映画のためにこんな準備をしたとか、気合いが入っているとかそういう事を言いますが、そんなことは当たり前でやる気でもなんでもそれを表現出来る技術がないとダメだということです。
オリンピックでメダルを取る人達は偶然や根性や気合いで取っているわけではないというのが見ているとよくわかります。皆自分では理解出来ないからと言って「あの人は頑張ったから」と簡単に考えてしまうのは良くないと思います。とオリンピックを見ていて思ったりしています。
3/9 自由が丘マルディグラにてライブをします。メンバーは大山紀子 斎藤健 浅見出 鈴木健市 須田義和です。詳細はホームページで見てください。
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