いつものことで
いつも冬季のオリンピックが始まると気になるのはフィギュアスケートのことではなく、ジャマイカのボブスレー代表のことです。今年は出場するのだろうか、出たとしたら結果はどうだったのかと考えます。それはもちろん映画「クールランニング」を見たからです。映画をどう捉えるかは人それぞれでしょうが、自分的には、信念を持って己の道を進むのが良い、という映画かなあと思っています。
世間の皆様はあまり映画を熱心に見ないようなのでアカデミー賞候補作品を見に行ってもお客さんはまばらです。アカデミー賞を取ることと映画の面白さは直接関係ないかもしれませんが、やはりノミネート作品はそれなりに見応えのあるものか多い気がします。映画館を出て繁華街を歩いて名の知れたブランド品の看板のお店に出入りする大勢の人を見ているとそのフランス製のカバンを買うより50分の1ぐらいで観れるさっきの映画の方がきっとあなたの人生に役に立つ、などと考えてしまいます。
レンタルビデオ店で借りたい作品を探しているときについ、「洋画 ドラマ ロ」の場所を見てしまいます。そして「ロッキー」が今日も誰かに借りられているのを確認します。クールランニングもロッキーも主人公たちは試合には勝てません。でも自分のやり方で最後まで何事かを成し遂げます。彼等が得る勝利は銀座や表参道ではお金を出しても買えないものです。スーツやドレスやカバンに(もちろんそれらを身に付けるのも)お金をたくさん払う人はどうかしていると思います。オリンピックを見て感激したり応援したい気持ちになるのは素晴らしいと思います。そして誰がかいつもロッキーを借りて見ている、そんなならまだ世の中捨てたもんじゃないなあと思います。
ライブをやります。
3/9(金)自由が丘マルディグラ
大山紀子 浅見出 斎藤健 鈴木健市 須田義和
ハーモニカに大山さんを迎えてオリジナルもたくさん演奏します。詳細はお店のホームページを見てください。
服装で騙される人多いよね
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