わかった気になる

 今般の緊急事態宣言で営業を休止しているスタジオの店舗はどこなのかと、講師としてお世話になっているスクールのホームページを見ていました。普段ほとんど見ることがないのでいったいどんなことが載っているのだろう?と気になりいろいろと覗いてみました。

 文章そのものは誰が書いたかは知らないのですが、ドラムの教室の授業内容の紹介は多分Wikiからの丸写しがほとんどのようです。まだこの期に及んで「エイトビート」やら「4ビート」とか「16ビート」とか書いてあります。

 もともと名前が付いているものにわざわざ新しい名前を付けたりするのは意味が無いですし、そういうことをする人のほとんどは内容を理解していません。エイトビートって8拍子って意味だけど違和感を感じないのだろうか?

 ロックのビートが下手くそな人はエイトビートとそれを呼んでいることが多いです。はっきり言ってそのせいでうまく演奏できないのだと思います。勿論そう呼んでても上手にやる人はいます。

 プレイヤーとしては見識が浅いなあと思っても演奏は問題ない方が「エイトビート」と呼ぶ人の殆どでしょう。ですが人に教えるとなると問題です。そうやって教わった人はそのビートの本質が理解できません。だから人に教える時にはエイトビートはまずいのです。あとは、いろいろな音楽のスタイルはそれを作った人たちがいるのです。そういう人達に敬意が払われていません。

 ノアミュージックスクールのホームページは悪い例としてそのままにしておくのも良いですが、いずれ直したほうがいいかもしれないですね。


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