反町さんと世界の終わり

 病気とかそうでないのかの境目はよく知りませんが自分が他人よりも心配性なんだなあと常日頃思います。家を出るときは何度もガスの元栓を閉めたか気になってしまうしエアコンがついていないか確認してしまうし。ディストピア映画を見るたびに現実にはならないかと心配してしまいます。
 
 空想科学映画の中の一つとしてディストピア映画は分類されていて、たしかに実際とは違う世界のことを描いているのでその通りだと思うのですが、殆どのディストピア映画は単に空想の世界を語っているわけではありません。お話の中で現実世界の実際にある不安や恐怖をそれとは違う形で表現しています。SF映画全般に言えますがそのようなスタイルの映画に興味が無いとか見ても面白くないという人は世の中にある不穏なものを無視しているか気がついていないかのどちらかでしょう。

 人民が権力者に支配されて好きなことも言えないそんなポイズンな世界なんてどこにある?とあなたは言うでしょう。本当にそうでしょうか?中国はGoogleが使えないし、ロシアでは大統領と意見の合わない政敵が街中で暗殺され、皇太子の悪口書いたサウジアラビアのジャーナリストは大使館で殺害される。大虐殺の首謀者側が国を牛耳るインドネシア、香港ではもう共産党のガイドラインに準じた映画しか撮ることが出来なくなりました。

 自分は本当に過度の心配性なのでしょうか?また来週の選挙にもみんなは行くこともなく政権与党は安泰で言いたいことも言えないあんな世の中や、こんな世の中になることはないのかなあ、心配だなあと思うのですが。
 
   心配しすぎかな


7月19日(金) 自由が丘マルディグラ
“Soul Salvasion Extra Edition “
浅見出 斎藤健 鈴木健市 大山紀子 須田義和



Drum 'n' Bike

須田義和のDrums&Bike生活

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