ちょっとね
まいど
今の季節になると交通安全運動週間なるものが始まって、よくわからないテントがそこら中に出現します。一体何をやっているのかと気になります。おじいさんとおばあさんがお菓子とかお弁当とか食べながら雑談しているだけで、特に何かをしているような感じはありません。そもそも内閣府が行なっている交通安全週間ですが、最終的に町内会のお楽しみになっているというのもそれはそれでいいのかなとも思います。ま、税金の無駄使いですね。
だから
自転車に乗っていると世間の皆様から煙たがれることも多いです。人によっては自転車を乗っている人はマナーが悪いだの、あるドライバーははっきり「ひき殺したいと思った」となぜか自転車に乗っているというだけでわざわざ俺に言ってきます。イライラしたのはわかりますが、言われても困ります。どうも世間的には自転車の関わる事故が増えているように思われている節があるようでなりません。
でもね
実際は交通事故の死亡者は年々減ってきていて当然自転車が関係する事故の数も減ってきています。ですが、そのことははっきり話題にされることはなくまるで自転車の事故が増加傾向のような(東京では一昔前の半分に減っているけど、去年に限っては二件増えたとのこと)印象の残る物言いで自転車のライダーのマナーの悪さばかりが伝えられているような気がします。詳しく知りたい方は警察の交通事故統計はネットで見れますの読んで見てください。じつは本当にやばいのはお年寄りが被害者の中で非常に多いことだというのがよくわかります。
まあね
交通安全運動週間ではちゃんと高齢者や児童を事故から守ろうと啓発もやっているのですが、内容が地味なんでイマイチみんなには浸透してないみたいですね。正直自転車のマナーの悪さや危険さなんか微々たるものでやっぱり一番危ないのは車だというのが実際のところです。日本では車そのものが「危険なものである」(車の交通事故はよく使われる暗殺の手段でもあります。)というのはある意味「タブー」になっているみたいな風潮が見受けられます。こんにゃくゼリーで何人か死んだら発売が中止になったのに毎年何千人も死んでるのに車が発売禁止にならないのは面白いですよね。危険ドラッグや大麻の危険性はあんなにメディアで取り上げるのにアルコールの危険性は話題にすらなりません。不思議です。自転車は危険かどうかといえば、自転車に乗って道路を走ることは車に轢かれるかもしれないので危ないです。でも自転車そのものは危なくもなんともありません。ただそれだけのことです。
ちなみに毎年7000人日本では家の中で転んで人が死ぬそうです
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