ほんとはさ

   そうか

 スイミングスクールではある曜日の時間にアクアビクスの時間があってご年配の方を中心に賑わっています。プールサイドにいる講師のふりをプールの中で皆さんが真似て体を動かしています。スピーカーからは音楽が流れていてそれに合わせて皆さん踊るのですが、講師の方の趣味なのかかかっている音楽は80sのリミックスです。EurythmicsのThere must be an angelが終わってBand AidのDo they know it’s christmasが流れてきました。

   ないか

 当たり前だけど誰も歌の内容など気にもとめていないようで、世界の困ってる人に食料をと歌う歌詞に合わせてちょっぴりふくよかなおじさんとおばさん達が踊っている様はかなり違和感がありますが、良い曲なのでまあありかなと思います。それにしても平和だ、平和ボケでボケまくっています。

   びだん

 映画ボヘミアンラプソディが大ヒットしてメディアで大きく取り上げられている中ほとんどの番組で「真実の」とか「感動の」などの美辞麗句で紹介されています。確かに心が揺り動かされる素晴らしい作品ですが、だからこそ真実とは何かとあえてそのような紹介をした人に問うてみたいと思います。どうしてクイーンはバンドエイドに参加していないのですか?と。

   そうさ

 南アフリカがアパルトヘイトをまだ行っていた時にサンシティという大リゾート施設があってそこでのコンサートにクイーンは出演しています。当然それは非難され結果アフリカの飢餓を救うチャリティキャンペーンであるバンドエイドの企画には呼ばれなかったわけです。今般の映画ボヘミアンラプソディではその事については全く触れていません。もちろん劇映画であってドキュメンタリーではないですから逐一実際の出来事に忠実であれとは思いません。でも実際の出来事としては地に落ちたクイーンの評判は85年のライブエイドのステージで起死回生のパフォーマンスによって持ち直し今に至るのです。だからこそ映画のストーリーに盛り込んで欲しかったなあと思うのです。今作はクイーンの二人も制作に関わっているので是非本人達から提案して欲しかったなあと思います。この映画を見て涙を流す人が多いようですが、それはストーリーの部分もあるでしょうが殆どはクイーンの音楽のせいだというのが俺の考えです。映画を見てやれ、フレディがどんな人物かわかってさらに好きになりましたとか、本当に凄い人なんだなあとわかりましたなどという人の多いこと。クイーンとフレディ・マーキュリーの偉大さなど曲聴くだけで分かるっつうの。

    まだ間に合うよ、スクリーンで見よう
 

   

Drum 'n' Bike

須田義和のDrums&Bike生活

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