関係ないね

   前から


 スイミングスクールに通っています。もうだいぶ経ちました。おかげで前はできなかった泳法でも泳ぐことが出来るようになりました。クイックターンはまだちゃんと出来ません。スクールの授業はいろんな時間にやっているのですが、夜行くと仕事を終えた男性の方が多いです。男子のロッカールームはそういう筋肉でガチガチのおじさんたちでいっぱいです。正直苦手です。おじさんだからとか筋肉でムチムチだからではありません。話している内容が嫌なのです。


   ふーん


 きちんとした治療を受けることがなかったばっかりに奥さんが病気で亡くなってしまった歌舞伎役者がネットのニュースで話題になっていました。内容はよくわかりませんがとにかく最近身体を鍛えてるということが伝えられて(?)いました。本人のコメントに「健全な肉体には健全な魂が宿るというじゃないですか」とのこと。うーん困ったもんだ。


   実際は


 ローマの詩人ユウェナリスが残したのは「健全な肉体には健全な魂が宿るといいなあ(ま、なかなかないんだけどね)」というのが正解で体鍛えたところで心も真っ当に育つわけではありませんなあということを皮肉として言っているわけです。そして通っているスイミングスクールのロッカーでのおじさんたちの会話は健全な肉体に健全な魂が宿るかどうかは怪しいなあと教えてくれます。


   何が


 スクールに通っている女性の方で大変熱心に練習しているのですが、上達は結構ゆっくりという方がいます。見ていると相当頑張っているし練習量とか半端ないんだけど、いまひとつフォームとかで大事なポイントを押さえきれてなくてもうちょいスピードが出ないなあという感じです。どうしてかと言えば彼女は知的障害があるからです。学習にはちょっと不向きな面があるように見えます。で、嫌なのは男子ロッカールームでおじさんたちがその彼女のことを笑い話のネタとしてみんなで話すことです。しかも無関係な俺も含めロッカー内の人間全員が聞こえるような大声で4名ほどが彼女の今日の失敗や、間抜けなことを大笑いで話します。非常に不快です。知的な障害があることは恥ずかしいことや、他人に非難されるような事柄ではないと思います。



   とりあえず話すときに大声はやめとけ



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